プレス - クリーニングの修復技術|着物クリーニングの吉本

着物クリーニング
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プレス

着物は きせ をかけて仕立てているので、縫い目が表にでず、折れ目は折り紙を折る様な折れ目でなく丸みを残しているのでふっくらとした印象を受けます。
着物をあまり知らないクリーニング店や直し屋にプレスを出すとそのきせや折れ目もプレスの時にきっちり圧力を加えてアイロンをあててしまうので、つぶれてしまい、全く違う表情になり着物が台無しになってしまいますので注意が必要です。
また、きせが伸びて縫い目が見えてしまわない様にアイロンをあてる方向にも注意しなくてはなりません。
またプレスをした為にテカリ(光沢異常)ができやすい素材があります。濃色の着物も比較的なりやすく、これはアイロンの温度が高すぎた場合や押さえるようにアイロンをあててしまった場合におこります。硬いものが下にあるのに気が付かずプレスをしてしまった場合もその部分にテカリが生じます。具体的に、例えば衿裏にスナップボタンをつけている場合がありますが、その部分の上から不用意にアイロンをあてるとアタリができ、テカリがでてしまいます。 当社のプレスは上記のようなトラブルはありません。風合いを損なわないよう、一点、一点丁寧に手でプレスをしていきます。極力アイロンをあてない方が風合いを損ないませんので、むやみにアイロンをあてず、シワの部分のみ水の霧吹きをしてアイロンをあてるようにしています。

袷の着物は表地と裏地の長さが合わなくなり、たぶり(袋)になっている場合があります。これは水分を含んだ時に縮み具合が表地と裏地が違うためにおこり、汗を沢山かかれた場合、着用時に雨に打たれた場合、箪笥の中に長い間仕舞いこまれていた場合に縮みが生じます。
絞りや紬などの着物は特にたぶり(袋)が生じやすく、むやみに丸洗いやクリーニングをすると、仕立て上がりのままではお直しが困難になります。
不必要な作業はせず、本当に必要な処置だけ施すことが着物を長く持たせる秘訣です。

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