スレ直し
エルメスバッグの四隅のスレ直し
バッグをご使用されているうちに底の塗装が剥がれていきます。特に角の部分は削れやすく、革まで削れると中々元に戻りません。今回は革まで削れていましたが、革の模様を描き起こして違和感を軽減してお直ししました。

汗ジミが原因のスレ
多量の汗をかいた状態で生地に摩擦がかかると絹は毛羽だって白化した状態になってしまいます。酷いものは元に戻すことは出来なくても、目立たなくすることは可能です。お見積もり時に仕上がり具合もお伝えさせていただいています。

バッグの塗り直し
色が剥がれてしまっているので顔料で部分的にお直しいたしました。色がなるべく合うように調合してから作業いたします。ほおっておくと革がスレて削れていってしまいますので、早めに塗り直しをしますと表面の保護にもなります。

クロコバッグのスレ・はがれ直し
クロコバッグの底が一部剥がれてしまっています。小さな剥がれですが、ウロコが完全に剥がれてしまい、地の部分が完全に露出しています。他店の場合、 透明感の無い顔料で塗り隠して隠すことが多く、元々の染料仕上げの透明感が無くなります。 当店は染料仕上げの商品は染料で染色しなおしますので、ナチュラルレザーの持つムラ感や透明感を再現可能です。そうする事で違和感のない自然な仕上がりにします。

着物の汗によるスレ直し
汗の水分を含んだ着物が帯などに触れることにより摩擦が起こります。これによりできた生地の傷をスレと言います。スレは生地の表面が毛羽立ち、白く見えます。この毛羽立ちを寝かすことで目立たなくし、状態によっては染料で直します。

背中一面の白いスレ
一度目の着用後、脱いで見ると背中の揚げ上~腰辺り一面に白いスジが無数に出ていました。これは汗で湿った部分を帯などで摩擦したので出来たと思います。この部分は汗を掻いている為、汗落としした後表面が毛羽立ちを薬品で整えていきます。完全に直す事は出来ませんが出来上がりを見てもらうと作業前より良くなっていると思います。

クロコバッグの底角スレ直し
クロコバッグは基本的には耐久度の高い素材ですが、ナチュラルレザーに近い表面仕上げの場合、素材本来のムラ感が楽しめる半面、耐久度が比較的低くなる傾向があります。ですので、良い物ほど耐久性が低いのです。当店は染料での直しもしますので、ムラ感を消すことなくきれいに直せます。

ワンピースのスレ直し
スレとは、生地が摩擦によりダメージを受けて繊維が毛羽立っている状態を指します。薬品を用いて毛羽を寝かせることである程度抑えられますが、程度がひどいものは直しても角度によって若干白く光ったように見えることもあります。この場合は着用時に指摘されることのないよう正面から最も見えにくい状態に仕上げます。

和装バッグのスレ直し
水気がある状態で絹を擦るとスレが発生します。この和装バッグも汚れが付いてしまい落とそうと擦った結果、スレが出来ています。白く見えるのは色が抜けているからではなく、生地の表面が毛羽立っているためです。

脇のスレ直し
汗の水分によって脇が擦れてしまうことがあります。特にツルっとしたサテン地はスレが目立ちます。汗も多量に付着している場合、汗落としをした後にスレ直しをします。スレは生地表面の毛羽立ちによる傷が原因の為、お直ししても斜めから見ると白さが残る事があります。

シルクの洋服のスレ直し
洋服の前身に汚れをつけてしまい、あわてて擦ったことでシルク特有のスレと呼ばれる傷になっている状態になっています。先ずはシミを落として、スレを目立たなくする処置をいたします。汚れを落とそうと擦らず、そのままお持ち頂ければシミ落としの作業だけで綺麗になります。

留袖の帯下のスレ直し
絹は水分を含んだ状態で擦ると大変傷つきやすいです。帯下がスレているときはまず汗を落としてから、毛羽たっている生地を整えます。

ジミーチューの
バッグのスレ直し
丁寧に扱っていても綿素材のバッグだと、少し擦れただけで白くなってしまいます。スレは表面の毛羽立ちにより、光が乱反射して白く見えている状態です。絹と違い綿の場合は表面の毛羽立ちを抑えるだけでは直らないので、色を掛けて直します。一種のキズなので、範囲が小さいほど目立たなくできます。

レザーバッグのスレ直し 
表面を顔料で仕上げたレザーバッグは、底面角が擦れて顔料がはがれてきます。この場合は全面を塗り直すのではなく、周りの色と馴染むように顔料を調合してはがれた部分だけ直していきます。革は擦れると削れて、凹凸にができます。色は大分似せることができますが、削れてできた凹凸は直らないので、多少違和感は残ります。

しみ抜き 黄変色直し
仕立て替え カビ落とし
スレ直し 色ヤケ・退色
染め替え 柄加工
柄足し 汗の変脱色直し
かけつぎ・かけはぎ その他