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帯の結び方 帯の結び方には色んなスタイルがある!
皆さんこんにちは! 今日は普段お召しになっている着物の中でも
「帯」について色々とお話ししていきます!

きものは、帯の結び方によってガラリと着姿が変わるので、
同じ着物でも様々な楽しみ方ができます。
そもそも今でこそ華やかなものから個性的なものがある帯ですが、
昔は細~いものでただ結ぶだけでした。
室町時代に入り、それまで「袴姿」だった日本のスタイルが「小袖と帯」のスタイルに。
ここで初めて帯が姿を表に現します。
後に足利義政が将軍の時に、「平ぐけ帯」へとなったという記録があるそうです。
(平ぐけ帯とは・・巾2寸~2寸5分程度、長さ3mほどの帯。
今はお祭りの半纏などに締めています)

桃山時代から江戸時代にかけては「名護屋帯」と呼ばれる組紐帯も用いられました。
(名護屋帯とは・・肥前名護屋(今の佐賀・)に中国から伝わった長い帯が元で、
両端に房をつけ、腰に幾重にも巻きつけ結ぶ組紐状のもの。
今の「名古屋帯」とは全く違うものですのでご注意を)

時は流れて江戸時代。
着物の形態が現在にほぼ近くなった寛文前頃(~1661)までは、
一般的に締められていた帯の巾は2寸~2寸5分で、
結び方も突込帯(つっこみおび)くらいでした。
(突込帯とは・・帯の端を巻きつけて帯の間に挟み込む結び方)

その後、延宝時代(1673~1680)の人気役者上村吉弥(うえむらきちや)が、
幅広い帯の両端に鉛を入れ、結び余りがだらりと垂れるようにした吉弥結びで舞台に出演。
その結びが大評判となり、幅広長尺帯が用いられるようになったと言われています。
(幅広長尺帯とは・・歌舞伎役者が結んで流行した
粋な帯結びで貝の口ととってもよく似た形です)

次第に幅広になっていった帯、元禄時代(1688~1703)には九寸近い巾となり、
長さも一丈二尺(約3.6m?)と現在の帯と変わりない形となりました。
享保以後(1716~1735)には、九寸巾と一丈二尺の長さが帯の基準となり、
結び方もますます種類も豊富になり、帯が女装美の中心となりました。
現在でもよく結ばれる文庫帯は宝暦・明和時(1751-1771)の頃に誕生したと伝えられ、
また現在もっとも普及している太鼓結びは文化十年(1813)、
江戸亀戸天神の太鼓橋が再建落成されたとき、
それにちなんで深川の芸者が結んだ帯の形が元と言われています。
また、年齢にかかわらず帯を後ろで結ぶようになったのも、
帯締めを使うようになったのもこの頃とされています。

と、歴史の流れの中で初めは紐で着物をおさえるだけの役割だった帯が、
時代を経て、粋な着こなしの一工夫として様々な形が生み出され、
楽しまれたのはとても面白いですよね。

私も色んなプライベートでは色んな帯を色んな結び方をして、
一つの着物で色んな魅せ方をしております。

例えば兵児帯を枕と3重仮紐を使って半幅帯っぽくできます。
(写真のものがそれです。)
3重仮紐に帯を絡めるだけなので簡単にできます。
前は帯揚げ帯締め前板をいれて完成です。

勿論、帯もそれぞれ「袋帯」「名古屋帯」「半巾帯」と格はあり、
勿論使う場面で帯が変わるのは当たり前の話です。

袋帯は一般的に「礼装用」と呼ばれる着物に用いられることが多く
「結婚式の留袖」や「訪問着」、「成人式の振袖」に使われます。
お祝いの席に使うことが多い帯なので、お喜びが重なって続きますように、
という意味が込められた「二重太鼓」や華やかな席を一層美しく飾る
「飾り結び」をするので長めの長さになっています。

名古屋帯ですと主に小紋や紬と言った「普段着」とよばれる着物に合わせます。
袋帯と違って「一重太鼓」で結ぶことが多く、
「普段着の帯だから簡単に結びたい」ということで、
袋帯よりも軽く、結びやすい名古屋帯が作られました。
帯の柄によっては「略礼装」にも使えます。

半巾帯はもともと羽織を着る際などの
「背中の帯が見えない」時の帯として使われていました。
現在はかなり多様化して、普段着にも、浴衣にも使います。
(私もとっても重宝しています)
デザインも結び方も多様化しているので、カジュアルな場にピッタリです。
実はオールシーズン使える帯なので、一番活躍するかもしれません。
華やかな飾り結びに対応するため、最近は長めに作られるようになりました。

と普段使いでなら着物の質や色合いに見立てて半巾帯をあてがうのもよいですが、
ひとことで半幅帯といっても、縫い方にも違いがあります。
軽やかに過ごしたい方は単衣帯を、表地と裏地の違いで遊びたい方は小袋帯を♪
なんて、いろいろ楽しめるのも魅力ですね!
最近では、リーズナブルでデザインも豊富ななポリエステル素材が広く流通しています。
と使うシーンに合わせた帯を選んで、更に結び方ひとつで変わる魅せ方も
帯の醍醐味の一つなのかなと私は考えております。

と長々となりましたが、当店では衣類の修復だけでなく、
お召しの着物に対しての帯の選び方や魅せる結び方などのアドバイスや
締め方もお伝えできますので、お気軽にいつでもご相談に来てください!
  • 店舗:日本橋店 / 担当:佐藤
  • とじる

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